岐阜大学動物病院での2度目の分子標的薬治療中止@通院21回目
2014 / 12 / 24 ( Wed )
ライスの肝細胞癌への放射線治療が中止になってから2年6ヶ月。
放射線治療をした腫瘍はなくなっているけど、放射線治療の炎症だと言われてい部分が腫瘍になり、それに対しては治療法がないと言われ続けてきたけど、ダメもとで試した分子標的薬のパラディア錠が想像以上の効果があり、再び分子標的薬での治療を再開したものの、先月の検診で、パラディア錠の副作用で白血球が49(正常値は60~170)まで下がっていたライス。
造血機能の改善作用があるかもしれないかもしれない・・・という、セファランチンという摩訶不思議な薬をのみ、念のため年末年始の休みに入る前に、岐阜大学動物病院で再検査することになっていました。
が、連日連夜のゲーム三昧で、年内最後の病院へ行く日なのに、お寝坊のおべ。家です。
大慌てでパンを牛乳で流し込み(^^;)

急げっ!!

三種の神器を持っておしっこ採取へゴー!
無事にホヤホヤのオシッコを採取し、

れっつらごー!なの。

いざ出発!
とおさんを会社に捨てて、今日はライスとかあさんふたりで採血に挑戦です。

ここにするの~。

かあさんが脱ぎ捨てた上着の上でクルクルまわって、ふみふみ踏んで、ストンと着席し、お寝坊したにもかかわらず、なぜか、いつもより早く病院に到着のライスネオ号です(^^*)
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先月の検査で、「お腹の調子を崩すたびに止めていては効果はなさそう」との結論になり、11月28日からは2日に1回を守って飲んできましたが、12月17日からひどい下痢になり、夜中になると1時間ごとにうんちょと言いに来ることが増えたので、休薬せざるを得ない状態になりました。
しかも、いつもなら2~3日でよくなるのに、下痢止めを飲んでもよくなりません。
パラディア錠の副作用だと思うけど、あまりに長引くので、ほかにも原因があるのかも・・・と、うんちょの検査もしてもらおうと、病院の駐車場で「うんちょしろ~、うんちょ出ろ~」と呪文を唱えながら歩いていると、オケツの穴がモコモコしだしてプリっ!とな。
が、あんなに下痢(軟便)が続いていたのに、ちょっと黒めのまずまずのヤツで、ど~ゆ~こっちゃっ!!です。

減りすぎ・・・。

そんなちょっとびみょ~なうんちょとおしっこを先生にプレゼント。
(今日はクリスマスイブだしね~^^*)
袋の上からといえ、何度もプニプニと感触を楽しみ確かめ、「かなりゆるいね・・・」と・・・。
これでもいいほうなんだけど、やはり問題があるようなので「調べます」とのこと。
これだけ下痢が続いているし、見た目も腰が細くなったと感じていたとおり、想像以上に体重も減っていて、過去最低体重を更新し、さすがに先生も渋い顔をしました。
体重が減ってしまったのも、パラディア錠の副作用と、続く下痢が原因だと思っていますが、食欲も元気もあり、ご機嫌な日々を送っているので、重篤な副作用ととるかは微妙なところではありますが、さすがに続けるのは厳しいかな・・・と思っているかあさんです。
(とおさんは続けたいようですが・・・)
それ以外は特に変わったことはなかったと伝え、早速ちゃちゃっと採血です。
いつもはとおさんがライスを抱えて、かあさんは写真を撮り(←おいっ)、手が動かないようしっかり先生が持って、看護師さんが採血をしてくれるのですが、今日は凶暴犬ライスを押さえるのがかあさんだったのが不安と感じたのか、先生が後ろ足から抜いてくださいました。
でも、ま~ったく暴れることはなく、むしろ、いつもより楽勝じゃね?な感じで、すんなり終了~。
先生、これでちっとは信用してくれたかね?(笑)

早く帰るの~。

結果は30分で出るので、その間に、

うんめ~なの。

お食事た~いむ♪
「ごはんいらないの~」と言っていたのがウソのような食いっぷりで、最近、本当におべ。ちゃん入ってるのかもしれん・・・と思うかあさんです。
ガッツガツと完食し、

らいちゅはいかな~い。の

結果はかあさんだけで聞いてきます。

尿検査の結果

★尿検査。
タンパクが「±」に出ている以外は正常。
最近おしっこが近いので、膀胱炎気味なのかもしれません。
★糞便検査
特に悪いものは見つからず、下痢(軟便)の原因はパラディア錠の副作用と考えていいようです。

血液検査の結果

★血液検査
心配していた白血球は戻っていました。
あの摩訶不思議な薬@セファランチンが効いたようです。
赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリットは正常値内だけど、今までと比べるとかなり下がっているので気になります。
おべ。ちゃんみたいなことが起こってなければいいんだけどな・・・。
体重が減ってしまったので、栄養状態をみるためにアルブミンも調べましたが、正常値内で問題はないようです。
腎機能の数値は正常値内で、腎臓の機能は現状維持。
肝機能の数値はびみょ~に下がっていました。
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パラディア錠の発売から半年が過ぎ、岐大での報告会みたいなものがあったそうで、いくつか聞くことができました。
効果も気になるところですが、まずは副作用。
多くのコで消化器系の副作用が出ているそうで、下痢・食欲不振になる子が多いそうです。
分子標的薬にも種類があり、海外のイマチニブのように特定の分子(肥満細胞腫)をターゲットにしたものなら副作用は少ないようですが、パラディア錠はそれより多くの分子(ガン)に効くように作られたものらしく、従来の抗がん剤に近いものになっていることや、血管新生阻害作用があるので、傷ついた正常な細胞がなかなか再生されないことで、副作用が出ると考えられます。
思ったより副作用はあるものの、比較的効果があったのは、アポクリン腺癌・骨肉腫から転移した癌・メラノーマだそうで、肝細胞癌はライスしか使っていなかったのですが、思ったより効果があったので、もうひとり始めたとのこと。
そして、血管肉腫にはあまり効果がないと・・・。
ネオの先生は血管肉腫には効くはずなんだけど・・・と言っていたけど、やはり薬が効くより進行が速すぎるようです。
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そして、もうひとつの副作用として、

ハゲヘゲ・・・。

脱毛(?)
前回同様、口の周りがかなり薄毛になってしまいました。
(自慢のオヒゲは抜けてません^^*)
かわいいお顔が、ちょっとだけおかしく見えます(^^;)
毛が抜けたことで、地肌にシミが増えたな~と感じました。
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今回はCTもエコーも撮らないので血液検査だけの判断になりますが、2.0mgを2日に1回では小さくならないかな・・・といった感じでしたが、パラディア錠は「腫瘍を小さくするというよりは、現状を維持する」というものなので、「これなら十分効果はある」という結果でしたが、「1日に6回も下痢をするようでは厳しいかな・・・」との判断で、今度こそやめることにしました。
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それと電話では聞いていた

2014年11月

組織検査の結果ももらいました。
最初のものは外側左葉の高分化型の肝細胞癌でしたが、今回は内側左葉の高分化型の肝細胞癌です。

2012年5月

これは2012年5月の結果で、ここでこの腫瘍について補足しておきます。
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この腫瘍は「放射線治療中に起きた炎症ではないか」とのことで、治療が中止になった原因のものです。
なので、最初の精密検査のときはなかったと聞いていました。
それが、放射線治療を中止しても治まることはなく、徐々に大きくなりだしてきたので、「腫瘍ではないか・・・」となったのですが、「細胞を採るにはちょっと難しい場所」ということや、「もし腫瘍だとしても、進行具合から、おそらく同じタイプのものではないか」とのことで、生検はせずに経過をみてきました。
「最初はなくて、放射線治療中にできた」ということだったので、放射線治療による二次癌だと思っていましたが、当時は認めないだろうと思い聞きませんでした。
そして、ほとぼりが冷めたころの2014年7月、遠まわしに聞いてみたら、なんと「最初からあった」との返答で、あの時点で3cm×4cmくらいだったそうです。
けど、最初の腫瘍や今の腫瘍とは映り方が違うので、あの時点で腫瘍と断定することはできなかったのだと思っていましたが、今画像をみれば、確かにモヤっとしたものがあり、2012年5月の組織病理検査報告書にも「外側左葉および内側左葉への波及がみられる」と書いてありました。
なので、この腫瘍は放射線治療による二次癌ではなく、最初からあったもので、おそらく肝内転移か多発していたものです。
放射線治療はしておらず、分子標的治療をするまではなにもしなかったので、大きくなって当然です。
ただ、2年半かけて倍くらいになったことを考えると、本当に進行は遅く、なにか症状がでているわけでもありません。
しかし、なにもしなければどんどん大きくなってきて、まわりの臓器を圧迫しだしたりすると、なにかしら症状がでてくるので、「もう一度、放射線治療をしてみてはどうか」という話になりました。
ネオの血管肉腫のように、進行が速いものだと迷っている時間はなく、その場で決断しないといけなかったのですが、ライスの場合は焦らずに答えを出す時間があるので、「今後どうするか・・・」は、とおさんとよく話し合って決めようと思います。
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それと、

遅いな~。

パラディア錠が効く分子をどれだけ持っているか。
パラディア錠を続けたことで、がん細胞に変化はあったのか。
などの、詳しい検査の結果はまだ出ていませんでした。
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まだまだ研究段階のパラディア錠。
病院側としては、このまま治療を続けていきたいってのが本心だろうけど、今の時点でライスが協力できるのはここまでです。
無知なかあさんのせいで、他人には理解できないコに育ててしまいましたが、ほんのちょっとだけでも、今後の医療に役立つことができたのかなと思うと、恩返しができたような気がします。

一緒にがんばるの~。

らいちゅ、お疲れさん。
ライスがつらくないことだけを願って、これからも共にがんばっていきます。
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次回は1ヶ月後に血液検査をする予定です。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

★2014年12月4日


【TEL】
 病理検査結果を伝える(HE染色のみ)。
 現在2日に1回の投与で状態は維持している、軟便、便の回数の増加もなし。
 食欲あり。
 造影剤投与による増強効果が弱かったことは、壊死を疑う所見かもしれないと伝えた。

★2014年12月24日

【体重】
 11.40kg

【問診】
 12月17日から下痢がひどい。(昨日は1日6回、水様性のことおある)
 11月28日以降、12月17日までは便の状態は良かった。
 12月18日からは投与していない(整腸剤、下痢止め効果なし)。
 食欲、元気はある。

【尿検査】
 尿比重・・・1.035
 pH・・・6
 他・・・NP

【所見】
肝酵素値は1ヶ月前と著変なし。
明かに上昇してきているわけではないのでできればパラディアを継続していきたいが、やはりQOLを落とすほどの下痢が始まってしまったため休薬を余儀なくされた。
白血球は改善。
パラディアを休薬して、1ヶ月後に再度血液検査を行う(1月下旬)
その結果によって局所制御のため放射線の追加照射を行うか、パラディアを低用量低頻度で行ってみるか、その時に再度相談することとなった。

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【 2014-12-24 23:59│ 肝細胞癌&腎機能低下&膵炎 | コメント(3) | page top↑
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