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組織検査の結果
2014 / 12 / 04 ( Thu )
ライスの肝細胞癌に、パラディア錠があまりにも効果があったため、前回「細胞を採らせてもらえないか」との申し出により受けた組織検査の結果が出たとの連絡がありました。

左側はおべ。に譲ってあげるの~。

結果・・・高分化型の肝細胞癌
最初にあった腫瘍と同じで、おそらく肝内転移ではないかとのこと。
なにかと疑惑のあった腫瘍ですが、これではっきりしました。
(疑惑?についてはいずれ書きます)
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貴重?な症例なのでカンファレンスを行ったところ、毎回、造影剤を入れてから検査までの時間などの流れは同じであるにも関わらず、今回は造影剤の入りが悪いのではないか。とのこと。

悪性腫瘍は大きくなる(増殖する)ため、酸素や栄養を運ぶ血管をどんどん増やしていき(血管新生)、腫瘍内部は血流が豊富になります。
血流の豊富なところに造影剤が入ることで画像診断をするのですが、造影剤の入りが悪いということは、いままでより血流が減っている可能性もあり、「血管が阻害されて腫瘍に栄養が行き渡らなくなったことで、腫瘍全体が壊死し出しているとは考えられないか。」との意見があったようです。

パラディア錠には血管新生を阻害する働きがあります。
放射線治療で壊死した部分は、まわりの正常な組織に吸収されてなくなったので、もし本当にそんなことが起こっているとすれば、想像以上の効果が期待できるかもしれません。

ただ10月は腫瘍が小さくなっていたのに、11月はまた大きくなっていました。
下痢がひどくて、薬の量も回数も減らしたことで効かなかったのではないかと思いましたが、一概にはそう言い切れないそうで、それを調べるために、細胞の変化などの3項目の特殊染色も行っているそうですが、まだ結果は出ておらず、この結果が出たら、パラディア錠がどう効いたのか。などが少しわかるかもしれません。
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次回の血液検査のときに結果はもらい、もう少し詳しく聞いてきます。
そのころには特殊染色の結果も出てるのではないかとのことでした。

それと白血球(好中球)を増やすためにのんでいるセファランチンが効かず、さらに減ってしまった場合は、ノイトロジン注という薬を注射することになるそうで、なんと1本いちまんえんだそうです(◎_◎)

できれば続けたいけど、分子標的薬も抗がん剤なので、投薬は抗がん剤治療を基準に行うので、好中球が1500を切ったらパラディア錠の投薬は中止になります。
もし白血球が戻ったとしても、元気がなかったり、熱があるときは、絶対に抗がん剤治療はしないそうです。
ワクチンだってそうなので、それより強い抗がん剤なら当然です。

やっぱり、左側いいの~♪

まだまだ研究段階の薬なので、本当はどんどん治療を進めたいだろうし、失敗も含めて、多くの症例がほしいと思うのだけど、ライスの体調をしっかり考えてくれる先生で本当によかったです。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

★2014年12月4日


【TEL】
 病理検査結果を伝える(HE染色のみ)。
 現在2日に1回の投与で状態は維持している、軟便、便の回数の増加もなし。
 食欲あり。
 造影剤投与による増強効果が弱かったことは、壊死を疑う所見かもしれないと伝えた。

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【 2014-12-04 23:59│ 肝細胞癌&腎機能低下&膵炎 | コメント(0) | page top↑
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