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岐大へ・・・。
2014 / 11 / 28 ( Fri )
おべ。ちゃんがお世話になった大学病院へお礼を言いに行ってきました。
病院に近づくにつれて、

雨が・・・。

雨が降ってきました。
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ずっと感じていたことなんですが、おべ。ちゃんには心残りがあるのかもしれません。
お空に昇った日もくもっていました。
その後数日間は、お昼前後になると、急に雲が出てきていました。
自分が先に行くのはいいけど、置いていかれるのが大嫌いなコだったので、誰にも置いていかれることがないよう、一番最初に逝ってしまったのだと思っていたけど、でも、気がついたら誰もあとをついてきてくれなくて、ひとりになってしまってさみしい思いをしているのかもしれません。
おべ。ちゃんは納得してお空に還っていったのだと思っていましたが、それはかあさんが作り上げた理想のおべ。ちゃんであって、本当はもっともっと一緒にいたかったのかもしれません。。。
かあさんも、もっともっと一緒にいたかったです。



次の予約は11月13日の10時のままになっている診察券。
もうおべ。ちゃんに次の予約はありません。
これを出したら、次回来院予定日が空欄になってしまうかも・・・と思ったら、どうしても出すことができなかったので、ライスの検診の後に、おべ。ちゃんの先生を呼んでもらい、

おべ。ちゃんの診察記録

8ヶ月間の診察記録と、画像データをいただいてきました。
(そのうち、病状の経過と治療の内容はまとめたいと思っています)
それと、最期はどういう状態だったかお聞きしました。
やはりかかりつけ医の先生と同じで、貧血で臓器が酸素不足なり、多臓器不全と考えられるそうです。
金曜日の時点では肝臓に正常な部分も残っており、肝臓は働ける状態だったとのこと。
前日の夜からおしっこがでなくなり、大量にヨドを垂らしていたことなどから、腫瘍のあった肝臓は最後まで働けていて、腎臓が限界を超えたのではないかな。
腎臓は壊れ始めると、あっという間に状態が悪くなるし・・・。
そして最期の最期は心臓の酸素が不足し、不整脈から心不全を起こしたのではないかとのことでした。
血管肉腫は血栓ができやすいそうですが、血栓がどこかで詰まったとは考えにくい状態だったそうです。
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血管肉腫で8ヶ月。
決して進行は遅くありませんでしたが、ずっと診ていただいた先生からも、「本当によくがんばりました。」と褒めていただきました。
輸血もギリギリのタイミングで、あの日しなかったら、とおさんの帰りを待つことができなかったかもしれない状態だったそうです。
あんなにがんばれたのは、いや、がんばらせたのは、やはりあの明るくて前向きな性格であったからだそうで、ライスの先生も同じことをおっしゃいました。
そして、最期のことを話すと、どの先生も驚いて、なぜか笑います。
みんなを笑顔にしてくれる、これがおべ。ちゃんなんだな~と思いました。
これ以上なにを求めるの?というくらい最高のコで、おべ。ちゃんはかあさんの自慢です。
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それから、

飲めなかった薬

うちにおいておいても使い道がないだろうと、おべ。ちゃんが残した大量の薬は、誰かに使ってもらうつもりで持っていきましたが、

帰ってきた薬

抗がん剤・免疫抑制剤は劇薬なので病院で処理してもらい、止血剤と端数は引き取ってもらい、肝臓に関する薬・ステロイド・吐き気止め・胃薬は、ライスが使うかもしれないので、手元においておいたほうがいいとのことで、持って帰ってきました。
ちゃんと使用期限まで入れてくれました。
それと、

おべ。ちゃんのパラディア錠は

なぜか数があってないパラディア錠はライスが使うことになりました。
ライスは10mgと15mgを飲んでいるので、10mgはそのままで、

らいちゅのパラディア錠に・・・。

50mgは半分に割ってもらい、ライスの1回分の25mgにしてもらいました。
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パラディア錠の発売から7ヶ月。
ようやく血管肉腫にはパラディア錠が効く分子を持っているのが分かってきて、本来なら効果があるはずだそうです。
ただ、血管肉腫の現在の治療は抗がん剤のドキソルビシンを使うのが一般的で、まだ未知数のパラディア錠は抗がん剤も効かなくなった最後の治療薬になっているのが現状です。
抗がん剤が効かなくなると言うことは、簡単に言えば悪性度が増すと言うことであって、そうなるとさらに進行スピードも速くなり、パラディア錠が追いつかない状態だそうです。
ネオを見てきて、血管肉腫の進行は恐ろしいほど速いと知りました。
ネオには効かなかったというより、使うのが遅かったのだと思っています。
最初から抗がん剤は使わずに分子標的薬を使っていたら、結果は違っていたのかもしれません。
ただし、今の時点でこの選択は賭けのようなもの。
それに、ネオが血管肉腫と分かった2月は、まだパラディア錠はありませんでした。
あと1年・・・いや半年早く発売していたら・・・と思ってしまいます。
血管肉腫の治療はなかなか進まないと聞きますが、実際はどうなのか聞いてみると、
10年前は摘出するだけで、抗がん剤を使うことはなかったそうです。
それが抗がん剤を使うことで、2~3ヶ月の余命が、6ヶ月と倍ほど延命できることがわかり、今年の4月には、さらに効果が期待できそうな分子標的薬が発売され、この先は抗がん剤と分子標的薬を併用することになるのでないかとのことでした。
ほかの悪性腫瘍に比べてあまり進んでないように感じるものの、治療方法も変わり、少しづつ成果も上がってきているようです。
いずれ完治が見込めるものになることを願っています。

今年は分子標的薬元年だそうです。

ネオがいたからこそ、分子標的薬の存在を知り、
分子標的薬のおかげで、今のライスがあります。
「ねえちゃんは、まだまだ生きるですよ~」
ねえちゃんが大好きだったおべ。ちゃんが、そう言っているように思えます。

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【 2014-11-28 23:05│ 血管肉腫 | コメント(0) | page top↑
岐阜大学動物病院での2度目の分子標的薬治療@通院20回目
2014 / 11 / 28 ( Fri )
ライスの肝細胞癌への放射線治療中止から2年5ヶ月。
放射線治療をした腫瘍はなくなったけど、放射線治療の炎症がと言われていたところが腫瘍になり、それに対しては何も治療法がないと言われ続けていたけど、「やってみたい。」と、ダメもとで始めた分子標的薬が想像以上の効果があり、下痢と粘膜便の副作用があるものの、なんとか続けている、分子標的薬治療。

分子標的薬のパラディア錠は、本当はおべ。ちゃんがやるはずだったのに、おべ。ちゃんが旅立ってしまって、なかなか行けなかった血液検査へ行ってきました。

前方よ~しっ!なの。

本当はかかりつけ医でするつもりでしたが、おべ。ちゃんの先生にお礼も言わないといけないので、岐阜大学動物病院での検査です。

どおも~なの。2014-11-28-9.jpg

自分で自動ドアを開けて、

じゃあね~なの。

もう帰るそうです。
おいっ!!

大丈夫なの?なの。

いとしのちかぴーさんと一緒なら大丈夫~♪と、ヒョコヒョコ歩いていても、シッポは正直で、

・・・・・。

椅子に座ると、もう誤魔化せません。

助けて~なの。

怖すぎて、誰かに訴えておりました・・・。
今日は待合室で待っている間、ガッタガタ震ってました。
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11時に呼ばれて、

らいちゅはナイスバディなの。

まずは体重測定。
最近腰回りが大きくなったような気がしたので増えていると思ったら、なんと減ってました・・・。
先週の土曜日には12.1kgあったのに・・・今朝ごはんを食べたないからかな~。
**********
パラディア錠を再開したのが10月5日。
最初は2日に1回飲んでいましたが、続けるとどうしても粘膜便になってしまいます。
といっても粘膜便になるのは1回だけで、前回のようなひどい下痢をすることはなかったので、本当は薬を止めるほどではなかったのですが、どうしても続けることができませんでした。
数日休薬し、お腹の調子がよくなったら再開を繰り返していましたが、やはりお腹の調子を崩すことがあったので、途中から3日に1回にしてきました。
そんな飲み方だったので、本当なら28回飲むところを、結局17回しか飲むことができませんでした。

前回は52日のうち、30mg(体重1kgあたり2.5mg)を21回服用
今回は53日のうち、25mg(体重1kgあたり2.0mg)を17回服用

期間はほぼ同じですが、今回は量も回数も少なめだったので、もしかしたら効果のない飲み方だったのかもしれないので、腫瘍の大きさを確認するためにCT検査もすることになりました。
それと、肝細胞癌にパラディア錠が効いた症例がないらしく、生検をしたいとの申し出がありました。

調べるのは、
・分子標的薬が効く分子をどれくらい持っているのか。
・飲み続けたことで、がん細胞に変化があったかどうか。
などです。
それと、放射線治療をした最初の腫瘍は生検をして高分化型の肝細胞癌の診断を受けましたが、今ある腫瘍は針を刺すのが難しい場所であることから生検はしておらず、おそらく同じ高分化型の肝細胞癌ではないかとのことで経過をみてきましたが、これではっきりさせることができます。

ライスへの負担は、
・ちょっと麻酔時間が長くなることと、生検なのでお腹に針を刺すこと。
・この腫瘍は横隔膜近くの奥のほうなので、針を刺すのが難しい場所であることから、もしかしたら細胞が採れない可能性もあるとのこと。
などです。

元々、今後の分子標的薬の役に立つのであれば・・・とはじめた治療なので、断る理由はありません。

なにするの?なの。

ということで、検査は血液検査・尿検査・CT検査・生検と、超音波検査も。
それに、歯石取りと爪切りも~(^^*)
いつものように、VIP待遇?の診察室で処置です。
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右前足にグリグリ針を刺されるもうまくいかず、はいやり直し・・・(ーー;)
2度目で確保できるも、力が入っていて血液の出が悪く、検査分の血液が採れず、足りない分は右後足からぶちゅ~と抜かれました。
鎮静剤と麻酔?を入れて、

おやすみ~なの。

グッタリ・・・。
もう意識はない状態だそうです。

行ってくるの~。

今日は生検があるので、お迎えは2時間後の13時半です。
らいちゅ、いってらっしゃい。
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ちょっと遅れて、

ただいま~なの。

らいちゅご帰還。
元気に先生を引っ張ってきたライスの口には口輪がありません(◎_◎)
なんと、口輪は先生が持っていました。
喰われますよ・・・。
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出ちゃったの~。

どうしても体重が減っていることに納得できなかったので、もう一度体重を量らせてもらったら、さらに減っていました。
どうやら、検査室でうんちょしたようです・・・(^^;)
食欲は落ちてないので、おそらく副作用です。
もうちょっとごはんの量を増やそうと思います。

血液検査の結果

★血液検査
・白血球が正常値を下回っていました。
これはパラディア錠を飲み続けていることの副作用です。
・Naもあいかわらず高めですが、腎機能の数値は落ち着いてます。
・肝機能の数値はちょっとあがっていました。

尿検査の結果

★尿検査
特に問題はないそうです。
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それと、ライスがほとんど水を飲んでいないことがわかりました。
というのは、ネオがいなくなってから、まったく水が減らないのです。
なので、血液検査・尿検査・水分摂取量などを踏まえて、腎機能が低下していると考えるより、やっぱり脱水の可能性が高いのではないかなっと。
ただ、今の食事でも問題はなさそうなので、食事内容は変えずに、ちょっとだけおやつを解禁しようと思います。

CT画像

★CT検査(10/3)
腫瘍は6.9cm×4.4cm(5.2cm×3.3cm)と大きくなっていました。
全体に大きくなったというより、胆嚢側に伸びてきたように見えました。
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考えられるのは、
・今回の飲み方では、あまり効果がなかった。
・薬剤耐性ができてしまって、パラディア錠が効かなくなった。
ですが、おそらく、お腹の調子ばかり気にしていた今回の飲み方では効果がなかったのでないかな。
CT検査をしなかったら、効果のない飲み方を続けるところでした。

理想の飲み方は「30mg(体重1kgあたり2.5mg)を2日に1回ですが、これを続けるとひどい下痢になります。
いくら効果があっても、生活の質を下げるような治療をしないのが我が家の治療方針なので、
・30mgを3日に1回にするか、
・25mgを2日1回にするか、
のどちらかの飲み方になるのですが、

こんな感じらしい

薬の効き方には、
・一気に薬剤の血中濃度を上げるもの(赤)
・できるだけ薬剤の血中濃度を保つもの(青)
の2種類があって、パラディア錠はゆるやかに効くもののようなので、できるだけ血中濃度を保てる飲み方がいいのではないかとのことで、

らいちゅのお薬

これからは25mgをちゃんと2日に1回飲ませることになりました。
ただし、ライスの体調が最優先です。
QOLの低下をしてまで続けるつもりはないし、先生もそうおっしゃっているので、ひどくお腹の調子を崩すことがあれば休薬します。
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ネオが飲めなかった10mgと50mgはライスが飲むことになり、50mgはライスの2回分になるので、半分に割ってもらい、足りない10mgと15mgをもらってきたつもりが、

あらら?

かあさんの計算間違いで、10mgが1個余分でした。
お高いお薬なので、先生もしっかり計算してくれたのにね(^^;)
これで14回分なので、12月24日までです。
**********
それと、白血球が減ってしまったので、

円形脱毛症にも効くらしいです。

造血機能の回復を促進する「セファランチン」という薬をのませることになりました。
先生からは、本当に効果があるのかないのかよくわからないものだと聞いていたので、帰ってから調べてみたら、なかなか不思議な薬でした。
この面白い薬、1日2回・1回2錠なので、28日分だと・・・なんと112錠(◎_◎)

どっさりっ!

薬を束でもらうなんて初めてです。
これが1万円札だったら、どんなに嬉しいことでしょう(笑)

じゃあね~なの。

白血球がさらに減ってしまってはいけないので、年末年始の休みに入る前に血液検査をすることになりました。
ライスにはまだ内緒です(^^;)
**********
それと細胞は採れたそうで、結果はわかり次第連絡くださるとのことでした。
右前足に2回、右後足に1回、お腹に2回、合計5回も針を刺されたというのにケロッとしています。
本当にワンコは我慢強いです。

おいち~の♪

いつも検査のあとはごはんを食べないのですが、めずらしく食べました。
しかも、ドライフードをガッツガツと・・・。
**********
先生はネオがいなくなってからのライスの様子をとても心配していましたが、そろそろ3週間になりますが、その心配はまったくといっていいほどないように感じています。
涼しくなったこともあってか、最近はやたらと元気で、時々おべ。ちゃん入ってるんじゃない?と思うことがあります。

いっぱい針刺されたの~。

血管肉腫に効果があるといわれた分子標的薬でしたが、おべ。ちゃんには効果がありませんでした。
でも、もう出来ることがないと言われていたライスに使ってみたら、驚くほどの効果がありました。
なんとも皮肉なものです・・・。
だからこそ、おべ。ちゃんの分も、ライスは長生きしないといけません。
ライスの中で、おべ。ちゃんが生き続けてくれるのだと思っています。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

★2014年11月12日


【TEL】
 一般状態良好。
 下痢になったときは休薬している(最長で1週間くらい)。
 血液検査だけでは判断できないことがあるかもしれないので、CT検査希望。

2014-11-28-ct2.jpg

★2014年11月28日

【体重】
 11.70kg

【問診】
 初診から30ヶ月、RT終了から28ヶ月、パラディア開始から4ヶ月
 
 パラディアは3日に1回を基本として投与している。
 現在、そこまで軟便にはならず経過は良好。
 下痢になったら休薬している(長くて1週間くらい)。
 食欲旺盛。活動性は非常に高い。
 本日病態解明のため再生検、免疫染色の許可をいただく。

【尿検査】
 色・・・濃黄
 比重・・・1041
 蛋白・・・15-30
 pH・・・6.0

【CT検査】
 内側左葉の腫瘍増大・・・6.9cm×4.4cm
 その他遠隔転移を含めて病変認めず。

【超音波検査】
 肝臓腫瘤・・・高エコー源性の塊状病変として描出される。
 5.1cm×4.6cm

【病理検査】
 内側左葉の肝臓腫瘍および周囲の正常肝に対してそれぞれコア生検。
 (18Gエースカット針)
 免疫染色 (KIT,PDGFRβ,VEGFR2) を依頼。

【所見】
腫瘤の縮小を認めた10月3日から約2ヶ月が経過し本日再検査を行ったところ、残念ながら腫瘍の再増大が確認された。
生活に支障が出る程の下痢が出ていたことから10月3日以降パラディア錠の減量を行ったが、おそらくそれが原因で腫瘍が増大したものと考えられる。
他にはトセラニブに対する耐性を獲得した可能性が考えられるが、まずは投与量をできるだけ増やしてみて再評価を行うべきであると相談の結果決まった。
減量に関しては、投与量の減量(30mg/head→25mg/head)だけでなく軟便があった際には投与間隔も延ばしていたため、2日に一回の投与を出来る限り続けてみていただくこととなった。
それで許容できない下痢が続き腫瘍の増大を招くようであれば、再度放射線治療に関しても検討していただくこととなった。
今回は白血球数減少を認めたことからセファランチンの併用を開始。
次回12月24日は血液検査のため来院。

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【 2014-11-28 23:59│ 肝細胞癌&腎機能低下&膵炎 | コメント(4) | page top↑
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