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岐阜大学動物病院での分子標的薬治療再開@通院18回目
2014 / 10 / 03 ( Fri )
今週も病院です。

ライスの肝細胞癌への放射線治療中止から2年3ヶ月。
放射線治療は期待以上の効果を出し、照射した腫瘍はなくなったけど、放射線治療の炎症だと言われていたものが腫瘍になり、治療法はないと言われ続けてきたけど、ネオの治療で使う予定の分子標的薬を1ヶ月半ほど試してみたら、これも想定以上の効果があり、もう少し続けようと、薬をもらいに岐阜大学動物病院へ行ってきました。

余裕のよっちゃん

と~ぜん付き添いだと思って、余裕の大あくびのらいちゅです。

なんでいるの???

まさか自分も検査を受けるとは、これっぽっちも思ってないライスが熱い視線を送るのは、助手席で寝ている、いとしのちかぴーさん♪
しかし、ラブラブ光線とゆ~より、助手席を陣取られ、文句ありありの鋭い視線です(^^;)
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こんなことがあって、予定外の検査を受けることになったライスの検診に、とおさんも一緒に行きたいというので、おべ。ちゃんの検診も1日ずらしてもらい、ゾロゾロと一家総出でやってきたおべ。家です。

大放尿ちう

検査の前に、出すもの出してすっきりし、まずはおべ。ちゃんから。
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おべ。ちゃんを預けたあと、

今日はお外なの~。

今日はお外なの?
ごはんは??
寝ないの???
のライスと外で待っていると、

なんだろね。

なにやら高価そうなものが2台。
何の検査機器なんでしょうね。
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10時半ごろ呼ばれて、

なんで?なの~。

ガッツリ口輪を装着して診察室へ。
朝ごはんを食べてないけど、体重はほぼ変動なしの12.15kg。
調子のいい証拠です(^^*)

ん??

VIPなライスは診察室で処置をします(^^;)

痛くなかったの~。

今日の血管確保は、やり直しもなく、グリグリもなく、一発成功!
前回何度もやり直したことを覚えていたのか、今日は最初から上腕をチューブで縛ってくれたので、ライスがムキムキするスキもないほどスムーズにぷちゅ~とできました。
こ~ゆ~細かいところまで配慮してくださる先生が、気の難しいライスの担当医で本当に助かってます。

鎮静剤?

少しづつ鎮静剤と麻酔を入れて、

寝るの・・・。

ぐんにゃり・・・。

おやすみ~なの。

このまますぐに検査に向かい、お迎えは12時前。

いってくるの~。

裏口から、ガラガラと検査室へ向かっていきました。
らいちゅ、いってらっしゃい。
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おべ。ちゃんが先に戻ってくる予定なので、11時ちょっと前に戻り、待合室から診察室の中を物色していると、

爪切りちう

あっ、らいちゅ、いた(*^^*)
パッチンパッチン爪切りしてもらってました。
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11時、ライスの先生を、あまり引っ張っることなく、まずはおべ。ちゃんがご帰還(・・?)
「ライスちゃんも連れてきていいですか。」とのことで、できればおべ。ちゃんの説明が終わってからがよかったけど、麻酔の時間も短いほうがいいので、続いてライスもご帰還。
フラフラしながらも、先生を誘導して戻ってきました(^^*)

だれっ!!

まだ麻酔から覚めたばかりで後足はフニャフニャしてるのでフセをさせましたが、目はギンギラギンで周りの動きを監視してます。
ちょっとくらいゆっくりしようよ。

誰か通ったっ!

11時40分、まずはおべ。ちゃんの検査結果を聞き、そのまま診察室を移動することなくライスの結果へ。

血液検査の結果

★血液検査(7/25より)
白血球も血小板も問題なく、貧血の心配もなし。
腎機能も正常値内で現状維持。
肝機能の数値は、
・GOT(20~32)・・・23(-23)
・GPT(17~78)・・・101(-177)
・ALP(47~254)・・・1217(-2152)
GPTとALPはまだ正常値より高いが、どの数値も激減してました。
2012年4月から、ここまで下がったのははじめてで、これは本当に「もしかして」があるのかもしれません。
そして、

CT画像

CT画像を見せてもらった瞬間、とおさんのわけのわからん根拠のない自信が確信に変わりました。
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★CT検査
7月25日は9.3cm×5.6cmだったものが、5.2cm×3.3cmと、6割以下まで小さくなってました。
胃も圧迫されておらず、ライスが絶好調なのはこのおかげかもしれません。

先日の電話で、現時点での効果があった報告として、「薬が効いていたとしても、腫瘍の大きさが変わらない程度」とのことだったし、最初からダメもとではじめた治療なので、先生は期待していなかったと思います。
その証拠に、薬をやめたとき「効果を見てみましょう」ということにならなかったのですから・・・。
それが、この結果です。
一番驚いたのは先生です。

あとでネオの先生がおっしゃってました。
「もしかしたら、国内初かもしれない」と・・・。

それだけ誰も期待してなくて、驚きの結果だということです。

と~ぜん「できれば続けてほしい」というのが先生の意見です。
なので、調べたことと、あらためてパラディア錠について、ライスとネオの先生の意見を聞きました。

・効果について
現時点でこの薬を使うタイミングが、もうどの抗がん剤も効かなったときや、もうなにもできなくなったときなので、すでに病状がかなり進行していたり、状態が悪くなっていることが多く、効果を得る前に亡くなってしまう場合がほとんどであること。
続けるには高価過ぎることや、規定量を服用すれば、ほぼ100%の確立で副作用が出るため、途中でやめるコが多いことなどから、なかなか効果を確認するまでいかないとのこと。

ただパラディア錠も抗がん剤なので、永遠に効くものではないはず。
ガン細胞はいつか薬に耐える力を持つようになり、薬よりがん細胞のほうが強くなる時期が来ます。
そうなると、悪性度が増すということになる。
悪性度が低いライスのがん細胞に薬剤耐性がついてしまって、悪性度が増してしまうのは怖いけど、「それがいつなのか」「本当にくるのか」はわからない。
ただ、ライスの先生が言うには、このまま薬をやめた状態だと、また大きくなるとのこと。

まだまだ新しい薬なので、やってみないとわからないことばかりなのが現状のようですが、ただひとつだけ確かなことは、ライスに分子標的薬は効いたということです。

放射線治療が中止になってから、もうなにも出来ることはないと言われ、ただただ大きくなるのをみていくことしかできませんでしたが、ネオの治療で分子標的薬の存在を知り、ダメもとで試してみましたが、副作用で下痢になったため、途中で断念することになり、また大きくなるのをみていくしかなくなりました。

分子標的薬が効いているなんて思ってもなかった8月、思い切って聞いてみました。
「あとどれくらい生きられますか」と・・・。
そしたら、「おそらく1年は厳しいでしょう」とのことで、はじめて余命宣告を受けました。
ただ「肝細胞癌と寿命とどちらか」という感じでしたが、元気な中型犬MIXなら、14歳はなんなくクリアできる歳です。

あの時点で「もしかしたら寿命で」ということだったので、腫瘍がひとまわりもふたまわりも小さくなった今、また治療を再開したら、本当に寿命を全うすることができるのではないか。
もしかしたら肝細胞癌に勝てるのかもしれない、などと思ってしまいます。

本当はこれで岐阜大学動物病院での定期検診は最後にするつもりでした。
分子標的薬を再開するつもりもありませんでした。
でも、ここまで効果があると、欲が出てしまいました。
あきらめられません。

先生ともよく話し合い、薬の量を減らして、もう少し続けてみることにしました。

ラブ・ちかぴーさん♪

らいちゅ、もうちょっと一緒にがんばってくれる?
欲張りで、あきらめの悪いかあさんに、もうちょっとだけつきあってくれるかな。。。

ライス・・・本当に希望の光になるのかもしれません。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

★2014年9月29日


【TEL】
 26日にHDで血液検査を行ったところ、肝酵素値が低下していた

 9/26(5/31) ※ 数値が逆
  ALT・・・182(113)
  ALP・・・778(409)
  GGT・・・ 89( 40)

 パラディアをやめて体重増加(12.26kg)
 下痢も止まっている。

 →パラディアの効果による血液検査が改善したかはまだ分からない。
 〇早い段階でCTを撮り、病変部の評価を行う
 〇1ヶ月後くらいにHDでもう一度血液検査を行ってもらう
 について提示。

2014-10-03-ct2.jpg

★2014年10月3日

【体重】
 12.15kg

【問診】
 初診から29ヵ月、RT終了から27ヵ月経過。
 パラディア投与期間は約2か月、休薬から2週間経過。

 休薬してからは一般状態良好(軟便改善、朝食も食べる)。

【CT検査】
 腫瘍縮小・・・5.6cm×3.6cm (7月25日は9.0cm×5.4cm)
 胃の圧迫は解除されている。
 その他遠隔転移は認められない。

【処方薬】
 パラディア錠10
  1回1T 1日1回 2日毎 36日分
 自宅に余っている15mg/tabと1錠ずつ飲ませることで、2.08mg/kg EODに減量して継続することとなった。

【所見】
パラディアにより腫瘍の縮小を認めた。
このまま縮小を維持するためにはパラディアの継続投与が望ましいが、副作用としての下痢が強く出ることから用量を下げるか投与間隔を延ばすか、どちらかの対処が必要となる。
ご相談の結果、まず投与量を下げてみることとなった。
3ヶ月後にCT。
(腎臓や不整脈のことを考え、最後になるかもしれない)

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【 2014-10-03 23:59│ 肝細胞癌&腎機能低下&膵炎 | コメント(6) | page top↑
検診@通院18回目
2014 / 10 / 03 ( Fri )
一昨日より昨日。
昨日より今日。
日に日にお腹が膨らんできてます。

肝臓の腫瘤が大きくなっているのでしょうか。
もしかして、腹水がたまっているのでしょうか。
それとも、腹腔内で出血しているのでしょうか。

呼吸も荒いときがあります。
苦しいのかもしれません。
肺や心臓に転移してしまったのでしょうか。

毎朝、起きてきたら欠かさずやっていたスリスリをしなくなりました。
階段を一気にあがれなくなりました。

この数日で一気に変わったように感じます。

それでも、歯茎はピンクです。
ひどい貧血ではないようです。

ごはん、ちょ~だいですよ。

元気はあります。
食欲もあります。

にゃはは♪

本当は昨日が検診の日でしたが、ライスの検査をすることになり、とおさんも行きたいというので、1日ずらしてもらいました。
このタイミングで1日ずらすことは不安でした。
**********
今日は空いてます。
10時ちょっと過ぎに呼ばれ、

減った・・・。

まずは体重測定。
お薬がなくて朝ごはんを抜いてきたのもあってか、久しぶりに22kgを切ってしまいました。
気のせいだと思いたいのですが、目の上がこけてきているように感じます。
頭のトンガリも出っ張ってきたように感じます・・・。
**********
今日は血液検査と腹部エコーに、呼吸が荒いのも気になって、胸部のレントゲンも撮ってもらうことにしました。
お迎えは11時ごろです。
**********
おべ。ちゃんを預けたあと、次はライスを預け

ただいま~ですよ。

11時、ライスの先生と仲良く戻ってきました(・・?)
退院の日も、ライスの先生と帰ってきたし、おべ。ちゃんはライスの先生とも仲良しです(^^*)

血液検査の結果

★腹部エコー
もうどこからどこまでが腫瘤なのかわからなくて、大きさが測れなかったそうですが、たぶん9cmくらいとのことで、それほど大きくはなっていませんでした。
出血した様子も、ほかの部分に影はありません。
ただ、腫瘤は肝臓の左側にひとつだと聞いていたのですが、どうやら右側にもあるようで、それがつながっているようにもみえるし、別々のものかもしれない・・・と、エコーでははっきりしたことはわかりませんでした。
★胸部レントゲン
肺はキレイで転移している様子はありません。
そのほかに影もみられません。
腹腔内に液体が溜まっている様子もなく、出血も腹水の心配もないようです。
★血液検査
赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリットはさらに減ってしまったものの、ステロイドの効果があって、網状赤血球はあがっていて赤血球が作られている状態なので、貧血はそれほど進んでいませんでした。
貧血はあまり進んでいないけど、改善もされないのは、作る以上に壊されるほうが多いからで、血管肉腫と思われる大きな腫瘍がある限り改善は難しいそうです。
白血球は正常値内に戻り、血小板もかなり下がっていました。
血小板が減ったのは、もしかしたら腫瘍内部で出血があったのかもしれなとのこと。
肝機能の数値はステロイドの影響で跳ね上がり、ライスより高くなってしまいました(涙)
★内服薬
腫瘤が肝臓の半分以上あることと、肝機能の数値があがったことなどから、肝臓の負担を減らすため、ステロイドの量を減らして免疫抑制剤を使うことになりました。
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おべ。ちゃんの説明が終わり、そのままライスの結果を聞き、ライスの肝細胞癌に驚きの効果をみせた分子標的薬をおべ。ちゃんにも使いたいと思い、再びネオの先生を呼んでもらいました。

もお飽きた~。

ライスの画像をみながら、ネオの先生も驚いてました。
想像以上にとんでもない結果が出ているようです。
**********
進行の遅いライスの肝細胞癌は考える時間がありますが、進行の速いネオの血管肉腫には考えている時間はありません。
どうしよう・・・っと思っている間に、どんどん進行していってしまいます。
今は貧血の治療を優先して免疫を抑えてるので、腫瘤は大きくなる一方です。
でも、腫瘤がある以上貧血は改善しません。
大学病院は新薬や新しい治療をどんどん行っていくものだと思っていましたが、マニュアルどおりに確実に治療を進めていくようです。
人間のがん治療では分子標的薬が主流になってきているそうですが、今の動物医療で分子標的薬を使うのは、もうなにもできなくなったときの最終手段のため、すでに病状が進行していたり、状態が悪くなっていることが多く、効果が出る前に亡くなってしまうことが多いとのことでした。
ネオも分子標的薬は最後に使う予定になっているのですが、「最後」では遅いのではないかと思い、今すぐにはじめたいと伝え、

パラディア錠50mg

おべ。ちゃんも分子標的薬による治療をはじめることにしました。
ただ、分子標的薬は悪性度が高い低いに関係ありません。
この薬がターゲットとする分子を、ガン細胞が持っているかどうかです。
たくさん持っていれば、ライスのように劇的な効果があるけど、持っていなければ、まったく効果はありません。
ただ、血管肉腫には効果があるはずだそうですが、こればっかりはやってみないとわかりません。
そして、2ヶ月ほど服用しないと、効果があったかどうかわからないそうです。
正直言って今の状態で2ヶ月は厳しいのではないかと思っていますが、もし効果があって腫瘤が小さくなってくれたら、貧血も改善するかもしれません。
ライスは副作用で下痢になってしまったけど、おべ。ちゃんは大丈夫なんじゃないかな~と思っています。
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11時40分から検査の結果を聞き、終わったのは13時20分でした。
1時間40分も診察室を占領していたおべ。家です(^^;)

ごはん♪ごはん♪♪

仲良くパラディア錠生活をはじめることになったらいちゅとおべ。ちゃんですが、今日のお会計が怖いかあさんです。
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おべ。ちゃんにも希望の光が降り注ぎますように・・・。

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【 2014-10-03 23:59│ 血管肉腫 | コメント(0) | page top↑
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