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岐阜大学動物病院での精密検査と組織検査の結果と1回目の放射線治療
2012 / 06 / 04 ( Mon )
5月25日はライス11歳・ネオ9歳のお誕生日でした。
嬉しいはずのお誕生日なのに、今年は複雑な気持ちでお誕生日の朝を迎えました。

おいらは絶対入りませんですよっ!

この日ライスは、岐阜大学動物病院の腫瘍科にて精密検査を受けてきました。

診察前、川沿いをお散歩

今までの経緯や病歴(特になし)・最近の症状などを話し、今日の検査について説明を受けました。
検査は「血液検査」「CT検査」「超音波検査」「組織検査」
まずは「今の肝臓の状態で全身麻酔が安全なのか」「肝臓に針をさしても、ちゃんと出血が止まるか」などの詳しい血液・生化学検査をし、異常がなくて安全を確認できたら全身麻酔にて各検査。
CT検査でほかの臓器の状態も確認。
超音波検査で腫瘍の位置を確認しながら、針を刺して組織を採取。
すべての検査が終わるのは13時から14時。
麻酔から覚める頃、携帯に連絡。
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人嫌いのライスを預けるのは不安だったけど、すんなりと担当医に引かれ、検査室に入っていきました。

朝ごはんをすませ、検査の間はネオをどこかで遊ばせるつもりだったけど、雨も降ってきたので、ショッピングセンター内をウロウロ。
でも、落ち着かなくて、12時には病院に戻ってきました。
付き添いでずっと車の中ではつまんないネオと、小雨の中の構内をグルリとお散歩。
12時半、予定より早く「麻酔から覚めてきてます」と連絡をもらう。

らいちゅ、寝てた

再びネオを車に押し込み病院に入ると、前から元気に担当医を引っ張って歩いてくるライス。
まだ完全に麻酔から覚めた状態ではないけど、しっかりとした足取りで戻ってきました。
「検査報告をまとめるのに30分ほどかかります」とのことだったので、それまでは外の風に当たってのんびり。
ハァハァがすごかったけど、お水は飲みませんでした。(お水は飲んでいいと確認済み)

ふわふわするの

1時間ほどして呼ばれました。
診察室に入るのを嫌がりましたが、入ったあとは吠えることなくおりこうにしていました。
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検査のこと・今の時点でわかることを説明してもらいました。
・血液検査では、GPT(114)・ALP(2224)・FIB(523)以外はほぼ正常値。
・CT検査ですべての内臓ほかを確認。
  心臓・膵臓・脾臓・腎臓・消化管・肺・胃に異常はみられない。
  膀胱・・・膀胱炎の可能性あり。
  胆嚢・・・炎症を起こしている可能性あり。
  胆管・・・圧迫されている。
  肝臓・・・5センチほどの腫瘍がある。
・超音波検査で腫瘍の位置を確認しながら、針を刺して組織を採取し顕微鏡で確認。
現時点でわかったことは、
・肝臓に5センチほどの腫瘍があり、この腫瘍は左側の2葉にまたがっている。
・ほかの臓器などに腫瘍は診られず、この腫瘍は転移性のもではなく肝臓原発の腫瘍。
・顕微鏡で観察したところ、悪性度はそれほど高くないと考えられる。
とのこと。
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やはり肝臓に5センチほどの腫瘍がありましたが、悪性度は低いそう。
軟便の原因も肝臓の腫瘍の影響である可能性が高く、胆嚢が炎症を起こしているので違う抗生剤と、いまより強い胆汁の流れをよくする薬を出してもらい、組織検査の結果が出たら、今後の治療方針を決めることになりました。

夢見てた。おべ。やっちゅける夢

帰りの車の中で、ヨレヨレのライスと、な~んにもしてないのに疲れて爆睡のおべ。
ふたりとも、おつかれさん。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

2012-05-25-ct2.jpg

★2012年5月25日


【体重】
 12.6kg

【主訴】
 軟便<(紹介病院にて肝臓腫瘤を認める)

【経過】
 2012.4.15
  3月末からの軟便を主訴にかかりつけの病院を受診。
  血液検査にて肝酵素値の上昇があり、抗生剤とウルソ錠を処方。
 2012.4.25
  軟便はやや改善(形が完全になかったものが形は出てきた)。
  内服は現在も継続中(ディアバスターとビオイムバスターも飲ませている)。

【一般状態】
 軟便以外は良好。
 1日2回程度、散歩時に軟便が出る。
 色は焦げ茶(やや緑っぽい?)~黄土色。
 血便(-)
 PU/PD(-)

【既往歴】
 特になし。
 3月にドッグランに行った1週間後やや軟便、数日で収まる。

【その他】
 今年は狂犬病注射は保留。
 同居犬(9歳のゴールデンレトリバー)
 食事は朝はdry food 夕は手作り食

【糞便検査】
 血便・・・(-)
 粘膜上皮多数。
 他特記事項なし。

【超音波検査】
 左葉領域に径5cm腫瘤性病変。
 一部隣接する肝葉にも認められる。
 右葉は異常なし。
 胆管の拡張所見あり。

【CT検査】
 造影剤にて増強される肝臓腫瘍(外側左葉)、一部内側左葉にもあり。
 肺転移所見なし。

【病理検査】
 カテラン針にてFNAおよび20Gオートシュアにてコア生検。

【処方薬】
 スパカール錠40mg・・・1回1/4錠 1日2回 14日分
 バイトリル錠50mg・・・1回1T 1日1回 14日分

【所見】
 病理の結果次第ご連絡する。
 (今後の治療の相談は2週間後にお連れ頂いた際に改めて詳しく説明する予定)
 治療としては・・・
 肝葉をまたがっているため、もし手術をする場合は外側+内側左葉を切除する必要があるが、切除した後にも他の葉に腫瘍が発生する可能性もある。
 腫瘍が物理的に周囲組織を圧迫して影響をおよぼす際には放射線治療を考慮する。
 また、放射線治療をした後に外科摘出を実施するという選択肢もある。
 現在認められている軟便が腫瘍によるものと断定する事はできず、まず内科治療によって軟便が収まってくるか、経過を見る。
 胆管拡張による胆汁のうっ滞と、胆嚢炎所見が認められることからスカパールとバイトリルを追加し、ウルソも継続していただくこととする。


2012-05-25-ct1.jpg

★2012年6月28日の診察記録より

外側左葉(大)・・・5.1cm×4.4cm
外側左葉(小)・・・2.7cm×2.8cm

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またきたの。

6月1日・・・組織検査の結果と今後の治療についての説明を受けに行ってきました。

2012-05-25-so.jpg
(2016年10月・画像追加)

★組織診断名・・・「高分化型肝細胞癌(外側左葉)」
残念ながら悪性のものでした。
★組織所見
「卵円形の核と好酸性の広い細胞質を有する肝細胞由来腫瘍細胞が3-5層程度の厚い肝細胞索様構造を形成し、正常な類洞構造を認めない。
腫瘍細胞はよく分化し、細胞異型性は低いが、核分裂像は散見される。」

ほかの場所・臓器などに腫瘍はみられず、この腫瘍は転移性のもではなく肝臓原発の腫瘍で、進行は遅く、悪性度はそれほど高くないそうです。

おそらくこの腫瘍はかなり前(1~2年前)から時間をかけて大きくなり、3月下旬ごろの下痢が症状の出はじめなんだろうな。
今考えれば、お留守番が増え、いっぱい我慢をさせ始めた頃・・・。
ごはんを残し始めたのも、お散歩中に休憩が増えたのもこの頃・・・。
ずっとストレスをため込んでいたんだろうな・・・。
何でもっと早くに気がつかなかったんだろう・・・。
ライスは病気にはならないと思い込んで、ネオばかりに手をかけてしまっていたことを深く後悔しました。

あちゅーいっ!

ガンの3大治療は「摘出手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」と、痛みや苦しみを緩和させるための「緩和療法」です。
ライスの性格から、かかりつけ医では「穏和療法」をすすめられました。
穏和療法を選んでも、年単位での生存が可能だろうとのことでした。
ライスは11歳。
これがもし、11歳のネオだったら、穏和療法を選んだかもしれない。
ライスが13歳だったら、穏和療法を選んだかもしれません。
けど、このままでは腫瘍は大きくなり、まわりの臓器に影響を及ぼす可能性があること。
それに、僅かでも希望のある治療方法があるのに、しなかったことで後悔はしたくないこと。
どうするのがいいのか、とおさんとよ~く考えて、ライスにとって病院に通うことは精神的に、治療をすることは肉体的に、相当の負担になることはわかっているけど、できる限りでの治療をすることにしました。

摘出できれば予後は良好・根治の可能性もあるらしいので摘出手術を希望しましたが、腫瘍が5センチと大きく、2葉にまたがっているので、手術はできないとのこと。

抗がん剤での治療をするつもりはありませんでした。
(肝細胞癌に抗がん剤は効かないらしい。)

電話で病理検査の結果を聞いたとき、放射線治療をすすめられたので、放射線治療にかけてみることにしました。

放射線治療は毎回全身麻酔となります。
1回でも全身麻酔の回数を減らすため、治療計画を立てるためのCT検査と1回目の放射線治療を同時に行ってきました。
今後は1~2週間に1回7Gyを9方向から照射し、6~8回の放射線治療をし、腫瘍が小さくなったら摘出手術を行うことができたらいいなっと思います。

肝臓に腫瘍らしきものがあるといわれた日は絶望のどん底だったけど、組織検査の結果が出て治療方針が決まったことで少しは明るい希望がみえてきました。
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いままでいっぱい無理と我慢をさせてきた分、これからの時間を大切に、のんびり穏やかに過ごして行きたいと思います。

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◆◇◆2016年10月追記◆◇◆

★2012年6月1日

【体重】
 12.45kg

【問診】
 便:時々形がある時もあるが、軟便。
 その他一般状態良好。

【放射線治療】
 リニアック① 7Gy(9門照射)

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帰りに・・・。
★続きも読んでくれる?
【 2012-06-04 21:33│ 肝細胞癌&腎機能低下&膵炎 | コメント(10) | page top↑
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